K-POPをゆるゆると。

君は僕の宇宙

2016年個人的K-POP楽曲大賞②(ベスト4~1&番外編)

結局、我慢できるはずもなく②も書き終わってしまいました。続けます。

4位 아주 NICE /Seventeen

これは名曲でしょう…。
飽きのこない、次々とメロディー展開が変わる構成。1サビの後はラップからの歌だったのに2サビでは歌からのラップになってるところがマンネリ解消に一役買っていると思います。HIPHOPチームの声の男くささとボーカルチームの声のかわいさが交互にくることでうまいこと混ざりあってて、特に2:09からのかわいいワルツ調みたいなとこ歌ってる人はだれですかね!?

メンバーのウジくんが全部曲を作ってるみたいなんですが、本当にすごいなあと思います。夏はずっとこのアジュナイスを聞いていたんですが冬はどういうわけか2015年に回帰してファーストミニアルバムに収録されている20とアッキンダ(Adore U)を聞いてました(笑)20は歌詞の「僕は君の朝になりたい、君は僕の夜になってほしい」っていうあたりには疑問が残りますが(絶対彼女は「おっ昼ならええんか!」って昼に浮気してると思う)ウジくんの作るメロディラインは優しい響きがしていいですね。ウジくんが作ったとのことで聞いてみたI.O.Iのソナギ、良すぎてずっと聞いてられます…。さよならを前面に出すんじゃなくて、あくまでもメインテーマは夕立ちってぼかしてるところがにくいなあ。
私はファンでいるにはえくその供給過多っぷりが心地いいので、えくそに自作メインに切り替えてほしいとは露ほども思わないんですが、自作ドル大好き人間なので他所で自作曲と聞きつけるとつい聞いてしまいます。隣の芝生は青いみたいな感じですかね。まあえくそでも自作曲は聞く前からお気に入りみたいなとこありますから、やっぱり自作曲が好きなのかもしれない。

3位 Cherish /EXO-CBX

Cherish

Cherish

チャンベクシ良すぎでしょ…。正直、You Tubeに上がってた予告動画がつまらなさすぎて全く期待してなかったんですけど聞いてみたら捨て曲なしの名盤でした。捨て曲なしって言ってもいまいちなのはないけれども全体的に小粒な印象があるのは否めない、みたいなアルバムから全曲スタメンプレイリスト入りみたいなレジェンド級のものまで幅広いんですけど、今回は完全に後者です。絶対バラードやん!っていうメンツでまさかのバラード曲ゼロ、というギャップもさることながらやっぱり楽曲自体の質が非常に高くて非の打ちどころがないです。カムバックが待ち遠しすぎる。
前置きのところで1アルバムからは1曲だけ、という制限を設けたのは完全にチェンベクシのせいです。明らかな贔屓で申し訳ないですけど、その制限がなければテン入りが確実だった2曲も是非聞いてください。

Juliet

Juliet

Rhythm After Summer

Rhythm After Summer

初めて聞いたときはJulietが1番、Cherishは2番だったんですが歌詞が熱烈かつピュアで、りゅうちぇるが言いそうな内容ですごく好きだったので断腸の思いでこっちにしました。Rhythm After Summerは最初聞いたときはあまりピンとこなかったのに、何度も聞くうちに余裕のある、熱帯夜みたいな(?)曲へとなりかわり、年が明けてからの再生回数は断トツだと思います。0:34の「いごんまち Sunday brunchめい」以降のサビ直前のパートの、力を抜いた歌い方が5年目ドルの色気が存分に感じられて大好きです。えくそも今年はなんと6年目ドルですよ…たまらんでしょ…。
あと、これは絶対誰にも共感してもらえないのを承知で言いますが、Cherishで「ぱじんごる」という歌詞が何回か出てくるんですけど、最後の最後でチェンが歌ってる「ぱじんごる」が何回聞いても「バージンガール」にしか聞こえなくて、処女厨かよ…と毎回ドン引きしてしまい、割と困ってます。あ、本来ドン引きされるべきは私なのは自覚の上です。ほんとに頭も耳もどうかしてる。でも一回このことを念頭に置いて聞いてみたらきっと誰でもそうにしか聞こえなくなるのでは?と思えるほど露骨に(他のパートではちゃんと聞こえるのにそこだけ)バージンガールなんですよ。いやほんとしつこくてすみませんが。

2位 사랑인걸(愛なんだ) /BOBBY, ク・ジュネ,キム・ドンヒョク(from iKON)

사랑인걸

사랑인걸

  • Bobby, Koo Junhoe & Kim Dong Hyeok
  • K-Pop
  • ¥200

ジュネとドンちゃんという声質正反対コンビによるバラードが外れるわけないやろ~~~~~(泣)(やばい奴)
iKONについて知らない方にとっては何のこっちゃだと思いますがMix&MatchというiKONのメンバーが決まる番組を見て彼らに相当な思い入れができてしまったのでやたら熱くなってます。すみません。

ジュネが個性を押し殺そうと努めてる感じの歌声が、えぷのGoodbye Summer(でフィーチャリングしてるギョンスの抑え気味の歌声)厨の私の鼓膜を打ち抜いてきます(泣)あくまでもカバーで、本来は他人の曲だから気を遣ったんですかね…。本当にこの曲がベストオブベストと言っても過言でない。今風に言えば最アンド高。
ドンちゃんとジュネの正反対コンビでバラード歌われるの、本当に弱いんですよね。ドンちゃんのか弱く繊細な声とジュネの野太い…というか、野性的?な声がハーモニー奏でてるのたまらんでしょ…。二人+ホンソクで歌ってた目鼻口を何回聞いたことか。ドンちゃんはもっと声量をつけて、あと数年後にソロデビューしてキュヒョンみたいにバラードを量産してほしい(YGだから量産には期待できないけど)。この曲では3:12の「さらんへ さらんへ」でもうちょっと声量上げてほしかったですね。唯一そこだけ本当に惜しい。

歌詞がいいのはそのまま原曲のおかげなのですが、ゼロ年代の雰囲気が色濃く漂う原曲を2016年バージョンとしてアップデートできたのはバビのラップの功績が大きいのではないでしょうか。バビのラップは都会的というかなんというか、洗練されてて本当に羨ましいです。さすがShow Me The Moneyチャンピオンは違いますね…。あんなラッパーがグループにいるとさぞ心強いでしょうね。バビにはラップバトルと名のつくもの全部に顔出してほしいくらい好きではあるけど(笑)、技術的には劣っていたとしてもそれぞれにそれぞれの良さがあるので他のアイドルラッパーをディスるつもりは全然ないです。

さて総括すると、この3人という組み合わせが最高すぎる上に歌詞が…歌詞が本当にいくらなんでも切なすぎて、失恋ソングの多さに定評のあるK-POPの中でも、私が今まで聞いてきた中では今のところこの曲が一番です。

1位 Lost /防弾少年団

Lost

Lost

エクセルを名乗っておきながらバンタンに魂を売ったのか!!!!って思われる方もいらっしゃると思うんですけど実際2016年、2,3ヶ月ほど魂を売りました……。春にまた詳しく書くつもりですが、バンタンが人気ある理由は実感しました。
一にダンス、二に楽曲の良さ。あとメンバーがめっちゃふざけられるところも身近な感じがしていいのかな。
MAMAの投票にあたって、 初めての大賞に嬉し泣きをするバンタンを見たいという気持ちより、トップから陥落するえくそを見たくないという気持ちがはるかに大きかったことと、事務所やらなんやらに不信感を抱いてしまったことが戻ってきた大きな要因です。
一つだけ例を挙げさせてもらうと、バンタンのDance Practice動画から練習室の変遷を見ていただければ事務所の大金を持ち慣れてない感が一発で分かっていただけると思います(笑)最新の練習室、あんなところに長時間いるとまぶしくて目がチカチカしそうだと思ってしまう。
結論として、バンタンはバンタンでえくそが敵わないところもありましたし、その逆も見つけられたのでもうこれ以上ここでバンタンについてなんやかんや言いません。

曲については、受験生だったので受験生応援ソングとしてこれを1位に選びました。あの明らかに努力家かつ自分に厳しそうなジョングクが「I never I will never I will never lose my dream」って歌うのめっちゃ心にきます…。
「ちょっと時間がかかっても自分の足で歩くよ この道がきっと僕の道だから 遠回りでもいつか届くはずだから」で、浪人生にも対応してくれる気遣いあふれる曲です。
あと歌詞の「きるいるだんごん くきるちゃぬんばんぼん」って聞こえるところ(だいぶアバウトにひらがなをあてましたが)、「ごん」と「ぼん」で韻踏んで(るように聞こえ)て、テンションが上がります。

ちなみに2015年リリースだとINFINITEのぱるこるむ(Walk to remember)が最高です。十代の迷いや不安が的確に歌詞に盛り込まれててすごくいい。
あとジャニーズだとテゴマスの「少年 〜Re:Story〜」とキスマイの「感じるままに輝いて」とかがよかったですね。NEWSの「フルスイング」と「WORLD QUEST」は鉄板として(元NEWS担)。他のJ-POPだと欅坂46の「サイレントマジョリティ」とback numberのSISTER、[Alexandros]のワタリドリにmiwaの「again x again」あたりも励みになりました。これだけ列挙すると言葉通り、塾帰りに節操なく片っ端から応援ソングを聞きまくったのが伝わると思います…。
でも何より一番頼りにしてたのはカロリーメイトのCMの「夢の背中」120秒ver.です。センター当日の朝にも見るくらい依存してました(笑)受験生の方がいらっしゃれば是非。


さて、体力切れで駆け足な感じは否めませんが番外編でMVランキングも作りたいと思います。こっちは2つしかないのでささっと終わらせるつもりです。

2位 너는 나 나는 너(君は僕 僕は君)/ZICO

またZICO??と思われたかもしれませんがこのMVは本当に細部まで凝ってておしゃれでかわいいんですよ!!曲名の通り、ZICOがいつもバイトの女の子と同じ服を着て来店してくるっていう、指輪までお揃いだったりするので冷静に考えたらだいぶやばい状況なんですけど、お店のセットや服の合わせ方など、目に入るもの全てがいちいちイケイケで、丁寧に作り込まれた世界観に引き込まれてしまい、細かい事をつっこむ気が失せると思います(笑)最初の方は相手役の女の子も「なんだこいつやべえ」みたいな目でジコを見てるけど最後は素直に世界観に溶け込んでるのと一緒で。そりゃ現実だったらキモすぎヤバすぎの通報案件間違いなしだけど、そこはMVだから……。
2回目の来店で、バイトの女の子がライダースがおんなじかつ靴紐がほどけてるのまで共通していることに気持ち悪くなって、ライダースを脱いでTシャツでレジ打ちをしてるのを受けて、ジコがちょっと得意げにライダースを脱いで同じプリントのニット1枚になって相手の反応をうかがってるところがシンプルにヤバくて本当に好きです。ここだけはちょっと世界観ではごまかせなかったですね。

1位 Russian Roulette /Red Velvet

片足だけカラータイツを履かされたりしていたあのレッベルがついにまともなコンセプトに…っていうだけでもう感涙ものですが、本当にこのゆめかわいい系コンセプトずっと続けてほしい。CDジャケットもとてつもなくかわいいので、最近流行りのメムノンとかいうゆめかわいい雑貨屋さんにさり気なく並べて置いたら週に3枚くらいは売れそう。

みんな髪色似合ってたし、アイリンとジョイの体操服は特にエロくてよかったし衣装も文句なし、とにかくジョイはあんなにかわいかったっけ??と驚きました。すごく垢抜けたし、グラデーションの金髪があんなに似合うとは…。フランス人形みたいでしたね。
エッセムタウンの時日本でのジョイ人気を実感しましたが、健康的かつ愛嬌があってかわいいみたいな立ち位置でしたよね?正真正銘の美人さんになっててたまげた。マメにリタッチしてたのか歌番組をいくつか追いかけてもまったくプリンになってなかったし、好感度がメーターを振り切れてしまいました。

カムバごとに軽い気持ちで楽しめるようなヨジャドルを探してたんですけど、逆に沼にズブズブしそうで怖いのでレッベルにはあまり手を出しすぎないでおこうと決意したところです。
ミニアルバムですが、表題曲以外もこのコンセプトで統一されてて、聞いていて楽しいです。収録曲のBad Draculaは似たような曲名のえぷのDraculaとはベクトルの向きが正反対で、きちんと差別化されているところに(同じく曲名が似てるIce Cream CakeとIce Creamにはそこまで明確な隔たりはないけどなんとなくグループコンセプトが違うのはわかる感じ)業界ナンバーワン事務所の強みを感じました。

もうすぐまたカムバするみたいですね!
正直デビュー時の髪のカラーリングで度肝を抜かれたはいいものの、その後はバラードやったかと思えばDumb Dumbになったりで、グループカラーがあまり見えてこないわ話題になっている様子もないわ、このままで大丈夫なの?とまったくの他人事ながら思っていたほどなので(Ice Cream Cakeは好きでよく聞きましたけど)まさかこんなにレッベルに興味を抱くことになるとは思いませんでした。この調子でかわいいコンセプトに恵まれるといいなあ。
(追記)今回のジョイのヘアメイクには全然納得できませんでした(怒)いつもはずれがなく無難にかわいいのはアイリーンだけですよね(怒)というか今回、逆にイェリが黒髪ぱっつん、年相応な感じで私の好みど真ん中を突いてきて驚いてます……。しかも学校の期末考査で1位だったらしい…失礼ながらまったくそうは見えない見た目なのにまさかの定期テストちゃんと頑張るドル(希少種)とは……最高すぎて胸が苦しいなあ…。

というわけで、長くなりましたが、2017年もイスマンちゃんを主体に韓国芸能業界にお金を差し出す1年になりそうです…。
音楽はこれだけ幅広く聞いても根本がエッセム脳なので、NCTもレッベルもしゃいにも一歩踏み出せば安易に沼にズブってしまう存在で、日々戦々恐々としています。
特に、昨年のしゃいにコン以来キーくんに理想を押しつけ続けてしまったせいで、もう年末の授賞式のことも何も考えず、ただキーくんの母性に身を任せてキーくんのファンになりたいなあ…と思うことは何度かありました(笑)しゃいには平和だし、日本語うまいし頻繁に日本でコンサートするしほんと理想形ですよね…。

2015年と比べて、追われている立場にあることを意識することでえくその魅力は増したように思うけれども、私の方はそれを意識することで、これまでほとんど気にしてこなかったえくその態度や扱われ方にやたら目を向けてしまうようになった気がします。歌謡祭などで構成上、テレビ局があからさまにバンタンとEXOとの扱いに気を遣っているのが見てとれて、なんだか自分まで疲れてしまうんですよね。
勿論えくそにはその何百倍もの心労がかかっているはずですが、そこは元々が多幸感とは無縁なアイドルなので…私の目がザルなのもあるんだけど…。

えくその去年のツアーで、京セラドームでの日程が金土日とあるうちの金曜日に行ったら上段がまるまる潰されていたのと、MAMAで次世代の台頭しているのとを短期間のうちに目の当たりにしてしまったためになかなかその衝撃から抜け出せずに悲観的なムードのまま年を越してしまったのですが、日本ツアーオーラスでもある日曜日は上段にもお客さんが入れられていたみたいで安心しました。えくその人気は傍から見れば未だに圧倒的なものだと思いますし、そこをファンが疑っても仕方ないので大船に乗った気持ちで今年も凶器ペンラ振り回しにドーム行きますね。

私がなんだかんだで文句たらたら言いながらも離れられないめんどくさいヲタクなのはこれまでと同じですし、ここまできて引き際の一番綺麗なえくそを見ないのはもったいないのでそこまではしっかりついていきます。現実的な線を言うとシウミンの兵役あたりまでは、メインとしてはあくまでもえくそにしがみついてると思うんですよね。セフンペンとはいえ、そこからセフンちゃんの兵役までもつかははっきり言って自信ないです。グループ活動が減っても、セフンちゃんはユニットもソロもなさそうだしなあ(笑)

さて、まさかのセフンちゃんディスで終わるのは流石にちょっとどうかと思いますけど、これで終わりです。最後まで読んでくださって本当にありがとうございました!